特撮男と何かに憑かれた話⑫-3(最終)
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帰宅後、特撮男さんにお礼の連絡と、『体調があまりよくなくて態度悪かったらすいませんでした!』と付け加えて送信。
しかし2日経っても返事は来ず。
働く女の勘ですぐに
「あ、これ別れ(交際終了)の文章考えてるな」とわかりました。
いつもより遅いとか、大体解ってきますからね…
しかし何故か哀しみとか、「また振り出しかぁ~(ーー;)」という状態にもならず。
案の定3日目。夜に特撮男さんからLINEがきてました。
寝る前に通知で見たけど最初の文面だけで「終わり」ということがわかり、
「あ~はいはい。眠いから明日打とう」
と眠気には勝てず開かずに就寝。
朝。
朝はやることも多いし余った時間は眠いしTV見たいので読まず。
会社に着き掃除で、掃除と仕事始めの中間の時間に読みました。
『いろいろ考えたけどグルてんさんと今後やっていくのは難しいと思いました』
とかそういう定型文的なLINEですが、特撮男さんはがんばって書いてくれたんでしょう。
いつだって振られるよりも、振るほうが面倒なんです。
IBJでは代理でしてくれるけど、ツヴァイは個人間なのでしんどいですね。
なので彼の頑張りは評価。
でも辛気臭い文章は…付き合ってたわけではないので書きません。あくまでハッピーに!
『おはよう!
なんとなく返事が来ない時点で分かってたよ。いろいろ考えてくれたんだね。ありがとう!
婚活がんばろうね!」
的な内容を送ったかと思います。
そしてブロック→消去。で終わりです。
通常なら朝っぱらからするような事ではないですが、
グルてんの心はサッパリ穏やか。
そして、
次の日には
肩の重みはなくなっていたのです。