無料相談(ノッツェ編)③「お前に選ぶ資格はない」
年収は絶対ウン百万以上で背が175以上で4大卒でスポーツができて女っ気もないけど優しくて…
そんな少女漫画のような男性望んでません。
社会人で働いていれば、それなりに身だしなみも最低限整っているのでは…
一度も目を合わせない人間は会社で採用してくれないと思う…
そんな考えだった。それなのに
「ウチにはそういう人ばかりじゃないんですよ」
「!?」
いや、まあ…クセのある方はどこにもいるから、な???
「というよりもやはり先程のデータの通りなんですが、ここから中々結婚までいかない方というのはこういう方もいるんですね」
「へえ…」
「ウチに来てお話をさせていただいても一度も目を合わせない方もいますし、服装もお世辞にもおしゃれと言える方は多くはないです。」
よれよれの服とかの人もいましたよ。
「そうなんですね…」
それって女の人も??まさか男だけじゃないよね
先程よりもさらに「お前に選ぶ権利なんて無ぇんだよ」感が。
本当にこの支店長自体は良い方です(嫌味とかは無いです)
そんな話で、やっと会社の事に。
どうやらマッチングアプリと同じで検索してつなげていく模様。
マウス古いな…と思いながら、色々カチカチ
で、支店長さん。どでかいファイルを出してきます
「今いる会員です。どうぞご覧ください。気になる方は付箋つけてください」
で、時間をとってくれて15分くらい見てました
でも条件も絞ってないので見るのに一苦労…
んで私服多いな。こんなもの??
気になる方いわれてもそんないないけどつけろと言われたからには何人かつけていく
「見終わりましたか?」
「はい、まあ」
で、結局付箋した意味無かったです。なんだこれ
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そして会社の流れを説明してもらい、
そろそろ話も終わりごろ
「で、入会なんですが今キャンペーン中でして20代の方ならこの期間内でしたら○○%引きですね。今スグでしたら○○円です」
「あ~…まだ他にも見たいので今すぐはちょっと」
ていうか、説明聞いてグルてんにとって魅力的な感じがしない。
すると支店長、「ちょっとお待ちください」と事務所に戻り何分かしてから戻る。
で、
「今日はお待たせもしてしまったので…今上層部の方にお電話したら特別にグルてんさんには◎◎%にしてくれるそうです!」
「あ、ありがとうございます(?)」
「期限内ですので…ここに書いておきますね」
割引チケットに「○/○(おおよそ二週間)まで」と書かれます
「是非ご検討ください」
最後まで爽やかに応対してくれました。
ぐるテンはそれなりに悩みましたが、自分の会社社長の言葉を思い出したのでした
「やたら大きな買い物で自ら割り引いてくる会社は信用しない。定価で買ってくれるお客さんに失礼だ」
物にもよりますが、この言葉をきっかけに、あの濃密な約2時間を思い出しました。
「(ああ…無理)」
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