特撮男と何かに憑かれた話⑪
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食事が終わり、駅まで歩く中グルてん的には「手を繋ぎたいな」と思っていました。
しかし恥ずかしいし、もうちょっと後でもいいか…と先延ばしに。
駅で別れを告げ、帰り道何を考えるかと言うともうこれだけです
ビルド見なきゃ!
とりあえず次の日早速借りにいきましたが絶賛放送中の特撮は
新作で高い…
あああ・・・一応毎年ヒーロータイムは録画してるけど見ないとどんどん消すから…
消したあの時を憎む。
しかし、ぐるてんは
借りに行きながらも複雑と言うか自分勝手と言うかそんな考えが悶々…
「(前々から特撮は好きだけど見れてないと言ったのに…
それにビルドなんて放送中のさえ見てないといったし念押しで『見てないから借りる』と言ったのになんで普通の顔してるの??
少しは『そうなんですよね。でも面白いから』とかそれくらい言えば??
なんで100の体勢の受身なの??OKしたから当たり前と思ってる??
でも断ったらあの性格じゃあメンタルやられるんだろうな…誘いにくくなるんだろうな。という一瞬の判断ができた自分すごい。
てかそんな(メンタル弱そうな)性格でよく東京・特撮・トークショーという難易度の高いものを誘ったな…料理下手がいきなり○○風とかテリーヌ作るようなものだぞ…)」
↑「舌平目のターバン仕立て鱈白子と車海老を添えて 柚子ブールブランソースで」とか、もう美味しそうだけどターバンとは…
そんな感じで仕方なくビルド1.2巻を借りました。
それを特撮男さんに報告しましたが、
特にこれといった申し訳なさも、見ようという心意気もいただけませんでした。
そしてお忘れかもですが、
グルてんの肩、とうとう最高潮に重くなってきます!!