特撮男と何かに憑かれた話⑩
肩の重みが取れないままに夕飯へ。
幸い定時きっかりに終わったので自転車を普通のスピードで漕いでも間に合いました。
自転車を近くの駅駐輪場に置きたかったので、それを見られないために(恥じらい)
裏道を回って駐輪場から歩いて行きました。
既に特撮男さんはコンビにで待ってました。
「あ、お疲れ様です」
「どうも。じゃあ行きましょうか」
徒歩5分ほどのレストランで食事です
「会社は遠いですか?」
「●●駅の近くですが自転車ですからそんなに時間かかかりませんよ」
とかそんな会話をしながら入店
「今度東京で、ビルドのトークショーがあるんだよね」
「へえ~いつですか?」
「え~っと、(調べ中)GWだね」
現在4月初旬
「そうなんですか~ビルドはほぼ見てないですけど、
ゴーオンとか地方に来たときはいきましたよ」
「そういえばゴーオンジャー映画やるんだよね!」
「そうなんですか!?」
(実際はVシネなので映画館でなく円盤発売でした)
そんなこんなで盛り上がりながら食事を楽しんでいると
「あの、よければトークショー一緒に行かない?」
「え…」
遠出。うれしい気持ちはもちろんありました。
でも、覚えてる??
私…
ビルド見てないって言ったよね??
なんとなく感じていましたが、
ちょくちょく特撮男さん、
人の話聞いてない。というか覚えてない???
「あ~・・・そうですね。」
しかしグルてん、ここまで繋がったのだから、これNG出したら特撮男のメンタル的にもう誘ってこないし終わってしまうかもしれないと危惧。
「じゃあ行くまでに見ておきますね。行きましょうか」
セリフ中に「自分見てないっすけど」を強調するも、意味がありませんでしたっ